nokatachi

2023/08/01 07:35

nokatachi

こんにちは。nokatachiです。 私は料理人をしていました。その流れで食材を知りたかったので、農家になりました。畑は祖母の代から続いていて、慣行農業で農協にアスパラガスを卸しています。 畑で食べ...

2024/02/26 20:20

"食べる"の聞き書き【儀礼と食事】

地区のおさいど(お焚き上げ)で”もらいっこもらいっこ”がある。 山形県最上町月楯辻のお焚き上げ 「もらいっこもらいっこ」 (旧暦12月24日) 昔は各家から藁を集めて焚き上げていた。 今は茅を用意...

2024/02/24 18:11

"食べる"の聞き書き【葬儀と食事】

葬儀と食事(聞き書き20240210)1日目 朝 亡くなる 手伝いに家に行く。家を整える。襖とかどかす、大掃除をする。最初に、団子を作る。白玉粉10個ぐらい。亡くなった人が来る。次の日用(瓶づめ)「ゼンマイとワラ...

2024/02/13 03:45

"食べる"の引用集[3期] #20

ピエール・ロザンヴァロン著 解説/宇野重規『良き統治』 (みすず書房 2020年)政治において、公約は競争システムの副産物である。このシステムの財の市場を規定するシステムとは逆方向に作用することになる。な...

2024/02/11 06:15

"食べる"の引用集[3期] #19

ジェレミー・リフキン著 訳/柴田裕之『レジリエンスの時代』 (集英社コモン 2023年)自由というモットーは、産業革命や資本主義の台頭と密接に結びついていた。ローマ帝国の滅亡から、13世紀に農村部でのプロと...

2024/01/16 08:16

"食べる"の引用集[3期] #18

南海 和雄『アマチュアリズム論』 (創文企画 2007年)アマチュアの対概念はプロである。それは相互に人間の一つの社会的属性であるが、しかし、アマチュアリズムの対概念はプロではない。アマチュアリズムとは観...

2023/11/18 23:15

"食べる"の引用集[3期] #17

宇野 重規 聞き手 若林 恵『実験の民主主義』 (中公新書 2023年)1950~1960年代の戦後日本では、「市民社会」論が独特な形で展開します。そこで「市民」とは、「経済活動を通じて自立した人々」という肯定的な...

2023/11/11 01:56

"食べる"の引用集[3期] #16

暉峻 衆三『日本の農業150年』 (有斐閣ブックス 2003年)(1850~1945)第一章「近代日本への出発」特有な封建制である徳川幕府体制は、その内部に商品・貨幣経済の浸透と展開を含むことによってその崩壊を内部的...

2023/10/31 13:04

"食べる"の引用集[3期] #15

岡本 裕一朗『ポスト・ヒューマニズム』 (NHK出版 2021年)19世紀も終わりに近づく頃、ニーチェはニヒリズムの到来を高らかに宣言している。「神が存在しない」ことによって、法律や道徳、さらには人生の意味さ...

2023/10/29 08:20

"食べる"の引用集[3期] #14

アンディ・クラーク著 池上 高志 訳『現れる存在』 (早川書房 2011年)組織、工場、オフィス、制度などといったものは、我々人間に独特な認知的成功のための大規模な足場である。だが、これらのより大きな全体...

2023/10/28 12:27

"食べる"の引用集[3期] #13

アンディ・クラーク著 池上 高志 訳『現れる存在』 (早川書房 2011年)脳と身体と世界の再統合問題と解決策が共進化しうる点だ。典型的な例は、違う動物種の間での追跡技能と逃走技能の共進化である。自然選択...

2023/10/22 10:17

"食べる"の引用集[3期] #12

松木 武彦『古墳とはなにか』 (角川ソフィア文庫 2023年)古墳文化の衰退と、世界の中の古墳文化有史以来世界各地の宗教的な構築物には、三つの基本形がある。第一は、三次元というよりも二次元の平面的なもので...

2023/10/21 07:37

覚書

※次の課題:私たちはどこで何を食べているか。美味しいご飯が食べたい。食材と食べる場所と、一緒に食べる人と緩やかに繋がりが見える食卓を囲みたいです。そのためには、祖母の代から続く畑は、気が楽になる場所...

2023/10/18 19:52

"食べる"の引用集[3期] #11

松木 武彦『古墳とはなにか』 (角川ソフィア文庫 2023年)前方後円墳の葬送は、石室の構築を挟み込む長丁場の儀式であり、さらにそれ以前の墳丘の構築や埴輪・葺石の設置なども含めると、年単位で進行したプログ...

2023/10/17 23:23

"食べる"の引用集[3期] #10

松木 武彦『古墳とはなにか』 (角川ソフィア文庫 2023年)現代の農村を見てもわかるように、農家だけの集落なら一定の規模を超えることはない。一定の規模を超えればもはや「町」であり、そこには必ず店舗や小工...

2023/10/14 07:42

"食べる"の引用集[3期] #9

デヴィット・グレーバー『価値論』 (以文社 2022年)カポヤにおける「美」の観念は、共同体全体を一つにする。偉大な儀礼の中に現れる調和に体現される。これらは、カポヤ社会における社会的価値を表している。...