2020/07/27 20:21
【採取】『キノコ』
タマゴダケ採取しました。
味を確かめられます!
分布としては、針葉樹の林や、広葉樹の根本にあります。
採取場所は、山形県西川町です。
調理方法は、今回は塩水で虫出しをした後に、塩とオリブオイルで火入れをしました。
塩とオイルでグリルしたタマゴダケは、ナッツ感のある風味でクセがなく美味しいです。
傘はヌメリがあり、軸はシャキシャキで歯応えが良かったです。
インドネシアでは、グネツムという木の根元にイグチ属のキノコがある。これを採ってバナナの葉に包んで焼き、塩とライムで食べる食べ方がある。
またキノコの発生は樹木をみるとわかりやすいように思う。
ブナ科植物は白亜紀に現れて北半球に分布し、温暖な南では常緑樹に、寒冷な北では落葉樹になって広大な森林を形成している。
ブナ林はきのこの宝庫と言われるほどである。(チチタケ属、イグチ属、テングタケ属など)コナラやクヌギの雑木林もきのこの多い森林の一つで食用になるのが多い。
ヤナギ科はきのこの種類が少ない。
落葉広葉樹林では温度が下がる秋にきのこが発生するが、常緑広葉樹林では温度が高くなる梅雨時期に発生する。
このように樹木と菌には繋がりがある。
参考文献 2013 小川 真【カビ・キノコが語る地球の歴史】築地書館