nokatachi

2020/08/21 00:27



クロモジを半酸化させました。お茶は色で分けれるそう。

さっそく湧水で水だし茶を作って味見してみます。


2020/08/10

atelier nokatachi


結論    茶の色の違いは製造過程で決まる


キーワード 酸化時間


グループ  酸化の紅茶、酸化しない緑茶(白茶、黄茶含む)、

        半酸化のウーロン茶(中国語でウー[鳥]は暗いや黒の意)

      ※西洋と中国では分類が異なる


関連    白茶とは一年のうちに数日しか収穫できず、製造には繊細なて作

      業を要するので希少で高価である。一番若い枝の最先端の葉芽、

      まだ新芽の白く細い綿毛に包まれている。製法は摘んで乾燥させ

      るだけである。黄茶もまた希少である。製法は葉を積み重ねて

      もっとゆっくり乾燥させる。この時間の長さが淹れた時に白茶よ

      りはっきりした香りと明るい黄色を生み出す。プーアル茶は乾燥さ

      せるが、天日干しされることはあっても炒らない。よく寝かされ

      50年ものさえある。


構成    茶が何種類あるかは多すぎて正確なところはわからない。文化の

      違いによって複雑な分類や特異性があるが、それらが何世紀にも

      わたる地域的な習慣や歴史風習などが生んだ多様性だ。


読んでみて クロモジを取り始めていた5月初旬ごろ若芽を乾燥させていたが、

      確かに綿毛があった。あれは白茶になり得るのか、それを積み重

      ねて乾燥させれば黄茶、今の葉は青々とした葉なので乾燥させ

      れば緑茶。そして半酸化させたらウーロン茶。来年試してみよう。


参考文献 2010【茶の世界史】ビアトリス・ホーネガー 白水社

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