2020/09/04 06:48
神社の中でのシシ踊り。
お盆の先祖供養の踊りでした。
小さな子や年配の方が集まっていて、みんなで見ています。
7匹のシシから成る激しい踊りでした。
天保12年(1841)に中山町土橋のシシ踊りを高擶住民が習い受け伝承されてきたものといいます。途中幾度も中断を繰り返してきましたが、平成10年に再復興をとげて現在に至っています。「聖霊菩提」の名称こそ、シシ踊りという芸能が死者供養・先祖供養を目的として踊られることを端的に物語っています。旧暦7月7日には山寺立石寺に奉納踊りをしてきました。踊りはシシ7頭の構成です。そのほかに笛、太鼓、歌いなどがつきます。演目は11を数えます。なかでも「かかす(かかし)」の演目は、踊りの庭に立てかけられた小型のワラ人形を近づいたシシが瞬間的に倒す所作があります。 |