nokatachi

2020/09/04 06:53


2020年の正月に出羽三山神社の松例祭に参加してきました。
ドンブリのおにぎりと日本酒を食べながら、年を越します。
豊作や大漁を占う大松明引きも一緒に全速力で引かせていただきました。


松例祭
国の重要文化財に指定

1400年の歴史を持つ、みちのく出羽三山に生まれた修験道は、時代の変還とともに遠くの古代の人々の変わらね信仰を今に伝えている。

毎年大晦日から、明くる元旦にかけて夜を徹して行われることから別名歳夜祭ともいわれ、羽黒修験の四季の峰のひとつ「冬の峰」の満願の祭事である。門前町手向地区より「位上」と「先途」と称する松聖2名が選ばれ、9月24日より百日の行に励む。この間、祭壇を設え、興屋聖に納められた五穀に稲霊の憑依を祈るとともに、五穀豊穣、天下泰平を祈願する。また古来よりこの祭りの費用を得るため、松の勧進として庄内地方の家々に出向き松例祭の寄進を募り満願の日を迎える。12月30日は地元地区の若者が昇山し「位上方」・「先途方」に分かれ、悪魔に擬した「ツツガムシ」をかたどった2体の大松明を作る「大松明まるき」がある。以降すべての行事は、この位上方と先途方の優劣・遅速等、競争の形をとり進められていく。