nokatachi

2021/08/09 18:34


カジカを近所のお爺さんから頂いた。
正確には、鮎が必要だったため、そのオマケでカジカが付いてきた。という経緯なのだが、
昨日話した鮎が欲しいという要望が、明日には手元にやってきて解決するというのに驚いた。

この地域の食材を食べる事によって自らの身体の中に見出していく時に、eコマースでのデジタルのやり取りを通して別の場所にいる人へ届けるのは、何を届けているのか、わからなくなるのではないかと言う懸念がある。
なので、NOKATACHIの調味料は、誰かの場所と誰かの身体を繋ぐための道具でもあれば嬉しいと思っている。

だとしても、eコマースとデジタル・アイデンティティと言う事は考えていきたい。
なぜならよく分からないからだ。
それは、文化の物語とは切り離された、ボーダレスでリベラルな私の物語なのだろうか。
その時、食べるとは何を食べるんだろう。