2021/10/18 18:21
アスパラガスの青臭さについて、デザイナーの吉田勝信さんと話をしていて、次のシリーズはそれがある商品になる。ラベルはもう出来ている。吉勝印刷所の断裁機でカットされ仕上がる。
私がまだ出来上がっていなく、改めて考えている中で「ボディポジティブ」という言葉に行き着いた。
2012年ごろから出てきた言葉のようだ。
「自己卑下をやめ、自尊心を取り戻し、自分自身の体を大切にすること」という意味で捉えている。
単純に考えれば「青臭さ」もまた美味しいと翻訳できるがそうではない。
青臭さもアスパラガスと認めることが必要なのだ。きっと、春から秋にかけて畑で手塩に掛けて育ててきた愛情を思い起こせばいいのだが、それもまた「所有」に成りかねず悩む。
まだ私の調理はnokatachiの美味しいを、土から切り離している。
次作は、土と切り離すことのない青臭さがカタチのシリーズとなる。