nokatachi

2021/10/24 07:43


この時期は、来年の夏に収穫する赤ニンニクの5000粒の植え付けです。
父と二人での作業となり、赤ニンニクの美味しさをじっくり話しながら出来ました。
火を入れるとピリピリとした刺激はなく、甘さが強く、硫黄っぽい香りがアスパラガスにもすごく合う風味を持っています。
土は米ヌカと籾殻クン炭などを混ぜています。

アスパラガスが4月〜9月までなので、丁度、作業日程がズレています。
手間が少なく、虫/獣被害もなく、とても育てやすい作物でもあります。
ただ周りの農家さんから家庭でも作付している所があるので、この時期に種としては需要があるようですが、食べるものとしては、近隣の方を対象とした産直ではあまり需要がないようです。

近所のおばあさんなどの畑での話を聞いてみると、全部食べるわけではないけど野菜を育てていたり、売る為でもなく畑をされるみたいです。(枯らしたり、腐らせたりしても、土に還って肥やしになるから気にしていない)
父も赤ニンニクの特有の美味しさがわからないが作っていますし、作付け面積が余っていて他の作物を育てているついでの作業となっています。
しかし、ここ2年ほど、畑で作業をしながら思うのは、外で風やお日様を感じて、虫やトンビを見ながら、土を触っているのは気持ちが良いなと言う事でした。

そういった事をしながら、耳ではポッドキャストをラジオ代わりに聴きながら頭の中はポッドキャストの内容の舞台に移動していたりします。畑作業と相性がいいのは他の民族の文化の話を聞く事。耳からの想像が手からの想像と一致することがたまにあります。